チャットボットが得意なこと
ChatGPT、Claude、Gemini は、実際のチェック作業の前後で役立ちます。
チェックの前:リンク切れとは何か、404と410は何が違うのか、リンク切れが訪問者や検索エンジンにとってなぜ問題なのかを説明してくれます。
チェックの後:リンク切れの一覧ができたら、それぞれにどう対処するかを一緒に考えたり、サーバー用のリダイレクトルールの下書きを作ったり、なくなった記事の代わりになる参照先を提案したりしてくれます。アドレスを1つ貼り付ければ、ブラウズ機能のあるアシスタントなら、実際に開いて表示できるかどうかを教えてくれることもあります。
間違いが起きやすい場面
「私のサイトのリンク切れを見つけて」と頼むと、その限界がはっきりします。
- 巡回できません。 サイトとは、ページ同士がリンクでつながったネットワークです。チャットボットはそれをたどりません。トップページか、せいぜいもう1ページを読んで終わりです。
- 大量のテストができません。 小規模なサイトでもリンクは数百件、古いブログなら数千件あります。しかも1件ずつ別のリクエストが必要です。
- 見た目で判断します。 テストできないため、古そうなリンクや形が変なリンクを指摘することがあります。ただ、変わった見た目のアドレスでも問題なく開くことはありますし、整って見えるアドレスが切れていることもあります。
- そもそもページを見られないことがあります。 サイトがAIアシスタントを締め出している場合、回答は何の根拠もないものになります。
- 場所がわかりません。 たまたま推測が当たっても、そのリンクがどのページにあるのか、リンクテキストは何かがわかりません。修正にはそれが必要です。
なかには、この限界を正直に伝え、リンクを自分で確認する手順を案内してくれるアシスタントもあります。それが正確な答えです。危ないのは、誰もリクエストしていないのに自信たっぷりに「リンク切れ」の一覧を出してくるケースです。
なぜこうなるのか
リンクが機能するかどうかは、今この瞬間の別のサーバーの状態に関する事実です。アドレスを眺めただけではわかりません。実際にリクエストを送って、返ってくるステータスを読む必要があります。200なら正常、404なら見つからない、410なら削除済み、5xx ならサーバーエラー、あるいは無応答です。
AIチャットアシスタントは、少数の検索から1つの回答を作るように設計されています。リンクチェックはその正反対で、地味な小さなリクエストを何千回も繰り返し、最後に表にまとめる作業です。これはクローラーの仕事です。
自分で試してみる方法
- 自分のページを1つ選び、そのページにあるリンクを2つ控えます。正常に開くとわかっているものと、切れているとわかっているものです。切れているリンクがなければ、テスト用のページでアドレスをわざと打ち間違えてください。
- チャットボットに、そのページのリンク切れを挙げるよう頼みます。
- 切れているリンクを見つけられたか、正常なリンクを誤って指摘していないか、どうやって確認したのかを説明しているかを見ます。
次にサイト全体について尋ね、何ページを見たと主張しているか数えてみてください。
代わりに使うもの
実際にリクエストを送るクローラーを使いましょう。当社のリンク切れチェッカーは、サイトのアドレスから始めて内部リンクをページごとにたどり、見つけたすべてのリンク(内部・外部とも)に実際にリクエストを送ります。失敗したリンクは、ステータス(404、410、サーバーエラー、無応答)、見つかったページ、リンクテキストとともに一覧表示されます。一覧は Excel または CSV でエクスポートでき、サイトの更新担当者にそのまま渡せます。
多くのチェックでつまずきやすい点にも配慮しています。自動リクエストを拒否して 401、403、429 を返すサイトがあります。こうしたリンクはブラウザでは開ける可能性があるため、リンク切れには数えず、「ブロック」として別に表示します。
サイトの最初の25ページは、アカウント不要で無料で巡回できます。最大300ページのフル巡回と完全な一覧は、一回払いのみで $5 です。
制限もあります。各ページが配信するHTMLを読み取るため、JavaScript の実行後にはじめて表示されるリンクは見逃すことがあります。また、リンクの報告はしますが、修正まではしません。修正にはチャットボットが役立ちます。一覧を貼り付けて、リダイレクトルールを頼んでみてください。