結論: ごく一部しか扱えません。Facebookの**「情報のダウンロード」**ファイルにはMessengerの会話が含まれていますが、機械向けの形式になっています。1つの会話が複数のファイルに分割され、アクセント付き文字や絵文字は壊れたエンコードで保存され、ボイスメッセージはそれぞれ別の音声ファイルです。AIチャットアシスタントは、貼り付けた短い抜粋なら理解できます。しかし、ボイスメッセージを含む会話全体を、確実にドキュメントへ変換することはできません。
ダウンロードの中身
アカウントセンター → 情報とアクセス許可 → 情報のダウンロード からリクエストし、メッセージとJSON形式を選びます。届く.zipの messages/inbox/ 内(最近のダウンロードでは your_facebook_activity/ の下)には、会話ごとに1つのフォルダがあり、janedoe_10158… のような名前が付いています。中身は次のとおりです。
- 最新のメッセージが入った
message_1.json。古いメッセージはmessage_2.json、message_3.jsonと続き、それぞれ新しい順に並んでいます。 - ボイスメッセージを
.mp4の音声クリップとして収めたaudio/。ほかにphotos/、videos/、files/があります。
すべての名前とメッセージは、UTF-8のバイト列が1バイトずつ書き出された状態で保存されています。そのため「José」は José、😂 は 😂 と表示されます。時刻はすべてミリ秒単位のUTCタイムスタンプです。
チャットボットが苦手とする点
- 文字化け。 エンコードを修復するよう指示されない限り、AIアシスタントは
Joséをそのまま回答にコピーしたり、そのままにすべき単語をこっそり「修正」したりします。 - 順序。 長い会話は、逆順に並んだ複数のファイルをタイムスタンプで結合し直す必要があります。
- ボイスメッセージ。 ダウンロードには音声ファイルへの参照しかなく、話している内容は音声の中にあります。
- 長さ。 長い会話は、チャット画面では要約されたり途中で途切れたりします。
- タイムゾーン。 UTCのタイムスタンプは変換が必要で、どのタイムゾーンに変換したかも記録に残すべきです。
暗号化されたチャットは別ダウンロード
2023年12月以降、Messengerの個人チャットはデフォルトでエンドツーエンド暗号化されており、そのメッセージは「情報のダウンロード」には含まれません。messenger.comで、プライバシーと安全 → エンドツーエンド暗号化チャット → メッセージの保存 → 安全なストレージデータをダウンロード の順に進むと、別のファイルを入手できます。ダウンロードした会話が途中で終わっているように見える場合は、たいていこれが原因です。
うまくいく方法
- メッセージをJSONでダウンロードします。会話が最近のものであれば、安全なストレージのファイルも併せてダウンロードします。
- エンコードを修復し、その会話のメッセージファイルをすべて結合して、時刻順に並べ替えます。
- ボイスメッセージを1件ずつ文字起こしし、送信された位置にテキストを入れます。
- 表紙に、タイムゾーンとダウンロードデータのSHA-256フィンガープリントを記載します。
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