カラオケ風のハイライト表示に対応した単語単位のLRCファイルを作成
歌声に合わせて単語ごとにハイライトされるカラオケ風の歌詞表示には、行単位だけでなく、単語ごとのタイムタグが必要です。楽曲と歌詞をアップロードするだけで、各単語の直前に <mm:ss.xx> タグが付いたEnhanced LRCが生成され、通常の行単位のLRCやSRTも同時に取得できます。最長 6 分までの楽曲1曲なら完全無料。より長い楽曲や複数曲の処理は一回払いのみの $5 です。
- タイムタグ付きの各行内で、すべての単語の前に <mm:ss.xx> タグを配置
- 標準の .lrc と並べて「曲名.word.lrc」として保存
- 単語のタイミングは行全体の均等割りではなく、ボーカルの歌唱音声から直接検出
- 音声認識で拾えなかった単語も、前後の単語のタイミングから自動補正
- 1回の処理で、行単位LRC・単語単位LRC・SRTをすべて生成
Enhanced LRC(単語単位LRC)の構造
通常のLRCファイルでは、行頭に1つだけタイムタグが付きます(例: [00:42.10]Hold the line tonight)。これに対し、Enhanced LRC(ワードレベルLRCとも呼ばれます)は行頭の時間を保持したまま、各単語の前にもタグを配置します(例: [00:42.10]<00:42.10>Hold <00:42.56>the <00:42.71>line <00:43.30>tonight)。このタグに対応したプレーヤーなら、発音されるタイミングに合わせて各単語を塗りつぶしたり色を変えたりして表示できます。
行単位のタイムタグにしか対応していないプレーヤーでは、山かっこ(< >)のタグがテキストとしてそのまま表示されてしまうことがあります。その場合は、同じジョブで同時に生成される単語タグなしの標準 .lrc ファイルをご利用ください。
単語単位のタイミング表示が活用されるシーン
- 歌詞がハイライトされるカラオケ音源ライブラリを構築したいカラオケ事業者や配信者
- 原曲を聴きながら歌い回し(フレージング)やブレス位置を練習したいボーカリスト
- 単語ごとに文字が動くリリックビデオ(歌詞動画)を制作するクリエイター
- 学習中の言語の曲を聴きながら、単語ひとつひとつを目で追いたい語学学習者
- 自社カタログ用に単語レベルのタイミング同期データを必要とする音楽・カラオケアプリの開発者
各単語のタイミングを検出する仕組み
音声認識モデルが、伴奏が入ったままの楽曲からボーカルを聴き取り、各単語の発音タイミングを検出します。システムが提供された歌詞テキストと認識結果を照合。双方で一致する特徴的なフレーズを固定ポイント(基準点)とし、その間にある単語同士をわずかなスペルの違いも許容しながら1語ずつペアリングします。認識されなかった歌唱単語がある場合も、前後の単語のタイミングと単語の長さに応じて時間を自動補間します。
ロングトーン(音を長く伸ばす箇所)は、単語タイミングの精度がやや下がりやすい部分です。タグは「単語が歌われ始めたタイミング」を記録するため、母音を複数の音符にまたがって長く伸ばした場合でも、1つの単語として1つのタグのみが付与されます。
ご利用前の確認事項
- サビなどの繰り返し部分は省略せずすべて記載してください(1度しか書かれていないサビには、1回分しかタイミングが付与されません)。
- 実際に歌われている通りの言語とスペルで入力してください(歌声が「gonna」であれば表記も「gonna」に合わせます)。
- [Chorus] や (Bridge) などのセクション名は歌詞に残したままで構いません(自動的にスキップされます)。
- アップテンポなパートは結果をよくご確認ください(言葉が詰まった高速ラップやシャウト部分は、単語単位のタイミング判定が難しくなる傾向があります)。
ツールの仕組み、料金、ファイルの扱いについては歌詞からLRC作成のページを、全ツールの料金は料金のページをご覧ください。
最終更新日
よくある質問
ChatGPTで単語単位のLRCファイルを作成できますか?
ChatGPTはEnhanced LRCのフォーマットを説明したり、指定された時間情報をもとにタグを記述したりすることは可能です。しかし実際の楽曲を聴いて各単語がいつ歌われたかを判別することはできないため、自力でタグを打たせると等間隔の推測値になってしまいます。カラオケでは歌声より早く、あるいは遅れて文字が光るため違和感がすぐに分かります。NoCutoffなら、ボーカルの実際の音声から直接各単語のタイミングを割り出します。
どのプレーヤーが単語単位のLRCに対応していますか?
対応状況はプレーヤーによって異なります。お使いのプレーヤーがEnhanced LRC(単語レベルLRC)に対応しているかご確認ください。非対応の場合は、同じジョブで同時に生成される標準の .lrc ファイルをご使用ください。
ボーカルのみの音源(アカペラ音源)を用意する必要はありますか?
いいえ、必要ありません。伴奏が含まれた通常のフルミックス音源のまま処理できます。同じ長さのアカペラ音源(ステムデータ)をお持ちの場合はそちらをアップロードすることも可能で、割り出されたタイミングはそのまま完成版の楽曲にもぴったり合います。
通常のLRCやSRTファイルも同時に取得できますか?
はい。1回のジョブで、行単位のLRC、単語単位のLRC、そして同じ行構成のSRTファイルをすべてまとめてダウンロードできます。
単語単位のLRC作成にはいくらかかりますか?
最長 6 分までの楽曲1曲なら、単語タグも含めて完全無料です。それ以上の長さの楽曲や複数曲の処理は、最長 6 時間の音声まで一回払いのみの $5 です。使い放題(Unlimited プラン)は週額 $19 で、1回のジョブにつき最長 12 時間まで処理できます。
未発表の楽曲のプライバシーは保護されますか?
ジョブを開くことができるのはあなただけです。楽曲データは処理の目的でのみAIモデルプロバイダーに送信され、モデルの学習に使用されることはありません。アカウント不要で作成されたジョブは 7 日後に自動削除されます。また、いつでも手動で削除可能です。